休職規定について

法律上、休職制度を設ける必要はありませんが、一般的に就業規則には休職規定が定められていることが多いかと思います。
個人的にも休職制度自体は必要だと思いますが、それが園の実態に合っていない、近年のメンタルヘルス不調者に対応出来ていないなどのケースが見受けられます。
では、休職規定の見直しのポイントは・・・
①休職要件      出勤と欠勤を繰り返す場合に対応できること
②休職期間      園の実態(体力)に合わせて決めること
③休職中の取り扱い  休職期間中の状況把握ができるようにしておくこと
④復職要件      誰が、何をもって、復職と認めるのかを決めておくこと
⑤休職申請書などの様式作成 
これらを見直し、メンタルヘルス不調者を休職というレールに乗せます。そして、併せて「職場復帰支援プログラム」で復帰までの手順を考えていきます。
休職規定と職場復帰プログラムの2つをもって適切に職員を復帰に導くことが大切です。
今後ますます多くなると予想されるメンタルヘルス不調者への対策は必須だと言えます