働き方改革への意識に関するアンケート結果

一般社団法人日本能率協会が、主催する管理者向けセミナー参加者を対象に、管理者としての「働き方改革」への意識について聞くアンケート調査を実施し、その結果を公表しました。

 男性:130人(90.9%)、女性:13人(9.1%)の計143人からの回答ということです。

★調査結果のポイント★

1.貴社の働き方改革の取組みによる変化をご自身でどのよう捉えてますか。

 「進んでいる」との回答が多かった項目
  ・有給休暇の取得奨励        62.2%
  ・自身の有給休暇の取りやすさ    49.0%
  ・部下との活発なコミュニケーション 47.6%
  ・部署内のチームワークの活性化   46.2%
  ・上司との活発なコミュニケーション 44.8%

 「進んでいない」との回答が多かった項目
  ・会議・打ち合わせの時間短縮            50.3%
  ・福利厚生の充実化                 49.7%
  ・研究・開発・生産・営業への積極的なリソースの投入 46.9%
  ・業務へのIT技術(RPAやAIなど)の活用       42.0%
  ・構造改革への取り組み               41.3%
  

2.働き方改革の実現のためにどのようなマネジメントに関する
  スキル・能力を高めたいと考えていますか。(自由回答)

 「人の領域」では多かったのは
  ・コミュニケーション力   57件
  ・人材育成          6件
  ・傾聴力           6件
  ・モチベーションを高める力  5件
  ・調整力           3件
  ・伝える力          3件
 
 「業務の領域」で多かったのは
  ・業務改善・効率化     22件
  ・マネジメント力      15件
  ・計画・スケジューリング力  8件
  ・業務遂行力         8件
  ・ITスキル          7件

3.多様な働き方をする従業員をマネジメントする管理職として、
  どのような働き方改革を実現したいと考えていますか?(自由回答)
  
  ・「業務改善・生産性向上」に関すること 11件
  ・「休暇」               10件
  ・「残業削減」              7件
  

◇調査結果の詳細は下記でご覧いただけます
 http://q.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=1&i=kikaku_merumaga&c=1568&n=78024

★まとめ★

 働き方改革を実行するためには、人事部の働きと同じくらい管理職の働きも重要です。

 しかし、自身のタイムマネジメントも上手にできていないとお悩みの管理職の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 上記のような調査結果を見せ、管理職研修を薦めるのもいいかもしれません。