株式会社リクルートキャリアが、『リクルートエージェント』に登録している人のなかで、転職を決定した人を対象にアンケートを行い、その結果を公表しました。
「入社を決めるにあたって誰から影響を受けたか」の設問について、各属性毎に分析したもので、回答数は1201名ということです。
★結果のポイント★
1.【全員】入社を決めるにあたって、誰からの影響がありましたか?
(複数回答。数字は「影響があった」「やや影響があった」の合計)
・配属される職場の職場長・責任者 44.9%
・入社企業の人事 32.4%
・友人・知人 27.4%
・入社企業の経営者 23.9%
・親 21.4%
・配属される職場のメンバー 15.8%
2.【40代】入社を決めるにあたって、誰からの影響がありましたか?
・配属される職場の職場長・責任者 48.0%
・入社企業の人事 34.2%
・友人・知人 22.6%
・入社企業の経営者 35.1%
・親 12.0%
・配属される職場のメンバー 14.6%
40代は他の世代と比べて「経営者」からの影響を受けやすいという結果が出たそうです。
(40代「35.1%」、20代「21.8%」、30代「21.0%」)
3.【配偶者・パートナーがいる】
入社を決めるにあたって、誰からの影響がありましたか?
・配偶者 64.0%
・配属される職場の職場長・責任者 47.4%
・入社企業の人事 30.6%
・友人・知人 24.6%
・入社企業の経営者 27.5%
・親 19.5%
・配属される職場のメンバー 16.8%
「配偶者・パートナーがいる回答者(595人)」に限った結果をみると、入社の意思決定にあたっては、「配偶者(64.0%)」の影響が最も高いという結果となりました。
◇詳細は下記でご覧いただけます
http://q.bmd.jp/bm/p/aa/fw.php?d=1&i=kikaku_merumaga&c=1357&n=78024
そのほか、女性は男性よりも「職場環境」や「人間関係」を重視することが読み取れ、男性よりも「人事」からの影響が強いという結果になったそうです。
妊娠・出産などを考えた際、どのような制度があるのか、人事がどれくらいサポートしてくれるのか、女性は気になることが多いのだと思います。
採用が厳しい昨今、採用は人事担当者と経営者だけの問題ではなく、全社一丸となって取り組むべきものになってきているのだということも分かります。