福岡県の潜在保育士の復職について

2018年01月31日の西日本新聞に以下のような記事がありました。

「潜在保育士半数が復職希望 県が意向調査 育児や賃金などが壁に」

福岡県内に多くの待機児童がいる中で、保育士が働きやすい環境づくりを進めようということで実施されたアンケート結果についての記事でした。

保育士の有資格者で現在就業していない方へのアンケート結果でしたが、
今後、保育士として就職する場合に重視する点は
①「処遇(給与・休暇・通勤手当など)」34・7%、
②「勤務時間(シフト体制など)」28・5%、
③「職場の雰囲気、人間関係」が17・2%

一方、保育現場で働こうと思わない人が、
一番の理由としたのは
①「保育士以外の仕事に興味がある、現在の仕事にやりがいがある」21・2%
②「賃金が希望と合わない」17・5%、
③「健康・体力への不安」14・7%

復職は希望していても、再就職先に保育現場を選択しない現状。
上記のように、本音を言えば・・・という、すぐに改善できないこともあり、国や県の改善策ももちろん必要ではありますが、園ごとにすぐにできる、ソフト面での改善もたくさんできることがあります。

貴園の職員のみなさんが、貴園で頑張れる理由はなんですか?
貴園だからできることって何がありますか?
強みや課題を洗い出して改善できることを探してみませんか。