就業規則の見直しについて

園長先生の皆さん、こんなことを感じたことはありませんか?

✓ 職員が増えてきたので、そろそろ労務管理を見直さないといけないかも。
✓ 労働基準監督署の調査が入ったら大丈夫かな、と少し不安になる。
✓ 園のルールが曖昧な部分をはっきりさせたいけど、どこから手をつければ良いのか分からない。
✓ 就業規則は作ったものの、最近の法改正に対応できているか心配。
✓ 労働トラブルの話を耳にするけど、うちはまだ何も対策を立てていない。
✓ 最近のニュースで、法令や労務の問題がますます複雑化していると感じる。

もしこれらのうち一つでも心当たりがあるとしたら、少し立ち止まってみるのも良いかもしれません。

●労務管理、ついつい後回しにしてしまいがち
私の事務所には、園長先生から「労務管理について、どうしたら良いか分からない」というご相談をよくいただきます。多くの方が共通して感じているのは、労務管理が「大切だとは分かっているけれど、ついつい後回しにしてしまう」ということ。

これ、実はよくあることなんです。日々の保育や保護者対応、園の運営を安定させるためには、目の前の仕事がどうしても優先されがち。そんな中で、労務管理が後手に回ってしまうのは、無理もありません。

でも、だからこそ、今このブログを読んでくださっている皆さんは、既に一歩前に進んでいる証拠。
労務管理について考える時間を持つこと、それ自体が非常に大切なことなんです。

●服務規律や休職、賃金に注意を
ここで、就業規則を見直す際に特に注意していただきたい条文について少し触れておきます。

1. 服務規律
服務規律は、職員の働き方や園内での行動ルールを定める重要な部分です。保育園の特性上、職員の模範となるべき行動を明確にすることが、子どもたちの安全と保護者の信頼を守るために必要です。この部分が曖昧だと、トラブルの発生源になりかねませんので、具体的な行動規範を記載しておくことが大切です。

2. 休職
職員が病気や事故で長期間休む必要がある場合、休職制度がどのように運用されるかを明確にしておくことが重要です。休職中の給与の取り扱いや復職時の条件を明確に定めておかないと、後々のトラブルにつながる可能性があります。特に最近はメンタルヘルスの問題も増えており、休職規定の整備はますます重要になっています。

3. 賃金
賃金に関する条文は、労務管理の中でも最もトラブルになりやすい部分です。特に、時間外労働の取り扱いや、正規職員とパート職員の賃金の差異が不公平に感じられないようにするための工夫が必要です。賃金規定が曖昧だと、不満や不信感が職員のモチベーションに大きく影響することもありますので、しっかりと見直しておきましょう。

●トラブルを未然に防ぐために
私自身も経営者として、職員を雇用する難しさや責任を強く感じています。これまでに、労務管理を後回しにしてしまった結果、トラブルが発生してしまい、「もっと早く対策を講じておけばよかった」と後悔する方々をたくさん見てきました。

そこで頼りになるのが、【就業規則】です。
就業規則は、職員との間でトラブルが起きた時に、園と職員を守るためのルールブックです。
また、これを整備することで、職員が安心して働ける環境を作り出し、結果として園の成長を後押しします。

●今のうちに、無料相談を活用してみませんか?
もし今、労務管理に関して少しでも不安や疑問をお持ちであれば、それが大きな問題になる前に、一度お話をお聞かせください。
私たちの事務所では、経営者様のお悩みや課題を一緒に解決し、それを就業規則に反映させることで、安心して働ける職場づくりをサポートしています。

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