前回の続きです。
③入社時のオンボーディング施策
入社初日は、新入職員にとって、様々な不安を抱えて迎える日です。
先輩職員たちの歓迎の気持ちが伝わることで、安心感と仲間意識が高まりますので、ウエルカムボードやウエルカムランチ・歓迎会などを準備し、歓迎の気持ちを伝えるとともに、コミュニケーションを積極的に取っていきましょう。
また、オリエンテーションは、資料を事前に準備し、入社時に伝えておくべきことをしっかり考えておくことが重要です。
入社初日は、採用段階で伝えたメッセージを改めて確認する機会でもあります。
新入職員がどのような印象を持ったかを注意深くヒアリングし、何か問題があれば解決しなければなりません。
④継続的なオンボーディング施策
1)1on1ミーティングの実施
オンボーディングは、時間をかけて継続的に行うものです。
入社1週間後、1か月後、2か月後、3か月後などと節目には、面談などで確認を行うことが必要です。
面談にあたっては、1on1ミーティングを行うことが効果的です。
1on1ミーティングとは上司と部下が1対1で行う定期的な面談のことで、その目的は職員の成長を促すために行うものです。
面談内容も職員が主導で決めることが原則ですので、日々の不満や迷いを新入職員側から伝えやすいはずです。
2) 期待値を合わせる
新しく組織に入った人には、園が求めることを伝え、期待値を合わせましょう。
また、園から求めていることを伝えるだけでなく、新入職員が求めていること、期待していることをすり合わせておくことも重要です。
次回へ続く・・・