人材を人財にするために  ②採用計画をたてる

この頃では企業主導型の保育園新規開設が多くなり、来春に向けての保育士確保もさらに厳しくなってきています。

ハローワーク求人だけではなかなか集まらない・・
求人雑誌や求人サイトはたくさんあるし、掲載料がかかる・・
たくさんの情報の中では埋もれてしまう・・

円滑な園の運営を目指しても、保育士不足で業務改善ができずモチベーションが下がる、退職者が出る、という悪循環が生まれがちです。

この1年での人の入れ替わりがありましたか?
採用にどれくらいの費用をかけていましたか?
来年の運営に向けて、理想の人員数は?

「いい人が来てくれたらすぐ採用したいんだけど」とよく耳にします。
その際、私は「貴園にとって良い人とはどんな人ですか?」とお訊ねします。

保育園にとっていい人、ではなく、貴園にとっていい人。

当たり前の前提条件以外に、他にはどんなことを求めますか?
ここがすごく大事です。
これが、選考基準になり、育成基準になり、園の風土や文化形成に繋がります。

情報が溢れた時代だからこそ、
「あなたに来てほしい」というメッセージが必要です。

経営サイドだけではこれを考えるのは大変ですし、もったいない。
職員参加型ワークを通し、基準作りの方法も検討してみてはいかがでしょうか。