【令和8年7月30日開催】日本保育協会 管理職セミナーに登壇します|職員を守るための管理職の役割

「保護者からの要望に、どこまで応えるべきなのか分からない」

カスタマーハラスメント(カスハラ)についてお話しすると、園長先生から必ずといっていいほど出てくるお悩みです。

このたび、社会福祉法人 日本保育協会の管理職セミナーに講師として登壇させていただくことになりました。テーマは「子どもの成長を支える保護者対応と安心できる職場づくり ― 保護者支援・制度・労務から考える ―」です。

2026年10月にはカスハラ防止措置が義務化されます。その前に、園として何を整えておくべきかを一緒に考える機会になればと思っています。

セミナーの構成

弁護士・社労士・大学教授の3名が、それぞれの立場から保護者対応を扱う3部構成です。

【第1部】「保護者等からの不当要求・不適切な言動」の基本と制度理解(90分)

講師:弁護士法人かなめ 弁護士 梅嵜 啓示 氏

【第2部】職員を守るための管理職の役割 ―安心できる職場づくり―(90分)

講師:青木 亮太(青木労務管理事務所/保育園労務サポート福岡)

私が担当するパートです。園内での情報共有の大切さ(チームづくり)と、対応の統一(園としての方針を揃えること)を中心にお話しします。

【第3部】保護者と子どもの成長をともにはぐくむための協働の姿勢(120分)

講師:共立女子大学 児童学部児童学科 教授 小原 敏郎 氏

第2部でお伝えしたいこと

カスハラ対応でいちばん怖いのは、対応が担任個人に委ねられてしまうことだと考えています。

同じ要求に対して、ある職員は断り、ある職員は受けてしまう。すると保護者は「言えば通る」と学習し、断った職員だけが悪者になります。結果として、まじめな職員ほど疲弊して辞めていきます。

これは職員の力量の問題ではなく、園として基準を決めていないことの問題です。

第2部では、「どこまで園として受け止め、どこから線を引くのか」をどう決め、どう職員と共有するかという、現場で使える整え方をお話しする予定です。

開催概要

【日時】第1部・第2部 2026年7月30日(木)13:00〜16:40
第3部      2026年8月10日(月)13:00〜5:00

【形式 】Zoomライブ配信(見逃し配信あり)

【対象】全国の保育施設長、保育施設関係者など

【受講料】日本保育協会 会員施設 7,000円/非会員施設 11,000円

【詳細】(主催 )社会福祉法人 日本保育協会 研修部 様までお問い合わせください。

お申し込みについて

ライブ配信でのご参加をご希望の場合、第1部・第2部は7月27日(月)まで、第3部は8月5日(水)までにお申し込みが必要です。
当日ご都合がつかない場合も、見逃し配信(8月20日ごろ公開予定)で受講いただけます。

  • お申し込み:申込専用フォーム
  • お問い合わせ:社会福祉法人 日本保育協会 研修部
    (電話 03-3222-2115/メール kensyu@nippo.or.jp)

さいごに

カスハラ対策は、「保護者を敵に回すこと」ではありません。正当なご意見には誠実に向き合い、その一方で職員が理不尽な言動に一人で耐えなくてよい状態をつくる。その線引きを園として持つことが、結果的に保護者との健全な関係にもつながります。

全国の園長先生・管理職の皆さまとご一緒できるのを楽しみにしています。ご参加をお待ちしております。

保育園労務サポート福岡
代表 社会保険労務士
青木 亮太

  • 福岡県唯一の保育園専門の社会保険労務士事務所の代表。
  • 保育園・幼稚園・認定こども園を中心に、労務相談、就業規則の整備、行政監査対応、採用・定着支援に携わる。
  • 大分県・長崎県などの公的機関をはじめ、精華女子短期大学、福岡地方保育協会、福岡市保育協会などで、保育現場の労務管理やハラスメントに関するセミナーに登壇。
  • 全国保育協議会の会報誌(ぜんほきょう)で2026年から連載を受け持つ。
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