日本における人材育成環境の現状

先日の日本経済新聞で社員再教育は世界33カ国中、最下位という記事がありました。

中でも、男女差が大きく、女性に対する支援が遅れている。
求人倍率は高まる一方で、多くの職場で人手不足が深刻化し、少子化も進む中で一度労働市場から離脱した女性の労働参加が不可欠という内容でした。

保育士市場も同じで、大学短大進学時に資格取得した人だけでなく、一般企業などの異業種からの参加を積極的に得ないと厳しい状況になってきました。

最近では中小企業でも、専門的な知識・技術習得の研修以外にも、コミュニケ―ションやロジカルシンキング、経営塾など、多岐にわたる研修を用意し、評価はもちろん、積極的な経営参加を促し、社員のモチベーションを上げる工夫をしています。

産育休などで1年以上の期間、労働市場を離れた人にとっての仕事復帰は想像以上にハードルが高くなっている可能性があります。そこに対し、いかに寄り添った環境が作れるかどうかも大切になってきます。

どのようなサポートがあれば、よりハードルが低くなるか、10年後の園をイメージして体制つくりができるといいですね。