人材を人財にするために  ③面接の場作り(2)

前回に続き、面接や面談の場(環境づくり)についてお伝えしていきます。

貴園では、面接や面談はどのような場所で行っていますか?
私が園を訪問する際に感じることは、仕事の特性上、解放された空間が多いです。

教室だけでなく、事務室も中の様子や、職員の方の様子がわかるところが多いように感じています。
通常の仕事の際には良い環境だと思いますが、面接や面談となるとどうでしょうか。

もちろん、壁だけに囲まれた閉塞感のある空間だと圧迫感を感じやすいですが、人通りが多い窓があるのも、外に意識がいきやすく集中できないものです。

今回はこれだけは確認してほしい、ポイントをお伝えしていきいます。

<基本のチェックポイント>

□面接や面談に集中しやすい部屋を選んでいますか?

□応募書類や評価書類などの書類を広げるテーブルがありますか?

□一定の距離が保てていますか?
 (近すぎるのはNGです、パーソナルスペースが確保できていますか?)

□電話(外線)がない場所や携帯電話の電源は切っていますか?
 ※面接する側がきちんと集中できる環境を作る努力をしていますか?

□十分に話ができる時間確保ができていますか?
 周りがフォローできる体制になっていますか?
 (1人30~60分の時間確保が必要です)

細かいポイントは他にもありますが、まずはこの5項目を確認するだけでも大きく変わると思います。
ぜひ、実践してみてください。