人材を人財にするために  ③面接の場作り(1)

採用面接や、職員の方との面談をする機会が増えてくる季節です。
貴園では、こういう場において貴園で意識的に行っていることはありますか?

例えば、採用面接の場で気を付けたいのは、「採用する(判断する)立場」ということを感じさせず、自然体な状態で面接に臨んでもらえるかどうかです。

面接は、「お互いが選ぶ場」であるということを意識してください。

園側は、一緒に働く仲間として相応しいか。
応募者側は、自分の時間や能力を活かすことができるか、働く場所として相応しいか、経営者の考えや方針に共感できそうか。を相互に判断する場です。

面接官の中には採用面接の場面で、挨拶を交わした後、早々に「なぜ、うちで働きたいの?」などと問う方もいらっしゃいますが、これはNGです。

※お迎え
①面接に来てくれたお礼、履歴書等書類の授受
②(面接官の)自己紹介
③園の考え方、特徴、求める人材などを説明
④(応募者の)自己紹介、状況、応募動機
⑤園の説明を受けたうえで、どう感じたか、質問はないか
⑥(条件等の相互確認)
⑦今後の流れ(面接を終えた後、合否連絡の日程、方法)
⑧最後に一言メッセージ
※お見送り

面接官だけでなく、面接の前後で出会う職員全員の表情や雰囲気・対応でも影響されることがあります。
園全体でお迎えする姿勢を、普段から全員で意識する環境作りを。

次回は、面接や面談の場(環境つくり)についてお伝えしていきます。